デリバティブ(derivative)取引とは

  1. デリバティブとは、「金融派生商品」「派生商品」
  2. デリバティブの種類
1 デリバティブとは
  金融商品(株式、債券、不動産、預貯金・ローン、外国為替など)のリスクを低下させたり、リ   スクを覚悟して高い収益性を追及する手法です。
 リスク管理や収益追及を目的にしたデリバティブ取引は、その元になる金融商品について、将来売買を行なうことをあらかじめ約束する取引(先物取引)や将来売買する権利をあらかじめ売買する取引(オプション取引)などがあり、さらにこれらを組合わせた多種多様な取引があります。

 デリバティブはそれぞれの元となっている金融商品と強い関係があるため、デリバティブ(derivative)という言葉は、一般に「金融派生商品」とか「派生商品」などと訳されています。
2 デリバティブの種類

  対象となる商品によって、債券の価格と関係がある債券デリバティブ金利の水準と関係がある金利デリバティブなど、最近では気温や降雨量に関連付けた天候デリバティブのような新しいデリバティブも開発され、デリバティブの対象にはさまざまなものがあります。
 先物取引オプション取引などに代表されるデリバティブ取引は、私たちのさまざまなニーズに応えるべく、多様に考案・形成され、リスクヘッジや効率的資産運用等の手段として幅広く活用されています。

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